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■筆跡鑑定って何をするの?
筆跡の鑑定とは、文字に現れている特徴から書いた人物を判断する主観的手法による鑑定方法です。
遺言書の真贋判別、怪文書の差出人特定、領収書などの書類に関係した不正調査の他、文字に関係する様々な目的により鑑定が行われます。
■具体的には何を見る?
文字は筆入部分からとめ、はね、はらい、いろいろな部位により構成されます。
単に文字だけの特徴ではなく、その文章を書いたときの筆圧も個人の大きな特徴ですし、文章全体のレイアウトや文字そのものの構成も、筆跡の特徴のひとつとして判断を下す重要な材料になります。
その全てにおいて、人それぞれの書き方に特徴、特色というものが現れます。
中には意識的に特徴を変えてしまえる部分もありますが、どうしてもごまかしきれない部分というものが残ります。
それを拾い上げ、どの人物が書いたのかを判別する作業が筆跡鑑定といわれるものです。
■必ず誰が書いたのかわかるの?
筆跡鑑定は、鑑定士の経験に基づいて判断を下します。
つまり、人間の判断に基づき結論を出すわけですから、その結論が必ずしも事実と符合するかと問われると、それは無理ですと言わざるを得ません。
しかし、プロの鑑定士によると、「偽筆」と言われる他人の筆跡を真似て書いたもの、「韜晦筆跡」といわれる文字の特徴を消す努力をしながら書いたもの、その他、普段の筆跡と違う書き方をしたものは判別が可能であるとされます。
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